CAEではメッシュサイズが細かいほど解析精度が高くなると言われています。
しかし、境界条件やモデル形状によっては細かすぎるメッシュは逆に解析精度を下げる要因となる時もあります。それが「特異点」と呼ばれる存在です。
特異点はモデル上でコーナーRがゼロあるいは微小Rのエリアに発生しやすいです。
メッシュサイズを小さくしていって応力がどんどん増加する場合はこの特異点を疑った方が良いです。
そのため、コーナーRがゼロの場所の最大応力で判断せずに、少しオフセットした場所の応力で評価を行う。
また、可能であればコーナーRゼロの個所に十分な大きさのコーナーRを追加して再解析を実施した方が良いでしょう。
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