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SANKO GOSEI

CAE:モーダル解析

更新日:2月16日

モーダル解析とは構造体そのものが振動しやすい振動数(固有振動数)と振動形状を把握するための構造解析です。

例えば自動車部品ではエンジンの振動数と共振すると破損の恐れがあるため、製品設計段階でモーダル解析を実行し固有振動数を把握しておくことが重要です。


固有振動数を上げるには製品の肉厚を上げたりリブを追加して製品の剛性を上げる必要がありますが、同時に重量増加を伴うため、思うような剛性アップにならないのが現状です。

固有振動数の計算式

最も近道なのは、固定点を追加して振れるエリアを抑制する位でしょうか?

樹脂製品だけでなく試験用治具も同じように固有振動数を把握しておくことで試験中の治具の破損を未然に防ぐことが出来ます。


・解析事例

 アルミ製試験用治具

解析事例:アルミ製試験治具
解析結果と試験結果との比較

三光合成では固有振動数が目標の数値に到達しない場合、製品形状だけでなく材料変更も視野に入れて検討・提案いたします。


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