ハイサイクル成形には、ハイサイクル仕様の金型とともに射出、軽量、型開閉に至るまでに
すべてをハイサイクル専用として開発した成形機の導入も必要です。
射出機構、型開閉機構などそれぞれの製品にマッチした組み合わせで連続成形する能力を
もつ射出成形により、極限までのサイクル短縮を実現することが可能です。
・ハイサイクル成形機に求められる要件
①高速射出
②高速型開閉
③高速可塑能力
④熱対策
⑤低騒音
⑥省スペース
射出の短い(0.5秒以下)薄肉制御では射出速度の応答性が重要になります。
SP機では速度の応答性を向上させるとともにオーバーシュート及びアンダーシュートを
最小限に抑え、充填性の向上と過充填の帽子を実現します。
型盤の剛性アップによる型盤変形の最小化は勿論、タイバーやトグル機構の剛性アップと
組立公差減少によりあらゆる角度の荷重に対しても型盤へ移行度を維持することが出来ます
この高い偏芯荷重耐力のため、高速型開閉・キャビティ内圧バラツキ・射出圧縮成形等に
対しても高精度な型盤へ移行度が得られます。
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