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用語解説:工作機械におけるアングルヘッドとは

アングルヘッドは、工作機械に取り付けられるアクセサリーの一種で

工具の回転軸を傾斜させることができる装置です。通常、工具の回転軸は直線的に動くため、特定の角度での切削や穴あけなどの加工が必要な場合に使用されます。

アングルヘッドは、さまざまなタイプの工作機械で使用されますが、特にフライス盤やマシニングセンターなどの加工機械で一般的です。これらの加工機械では、通常、工具が垂直に動くか水平に動くかのいずれかですが、アングルヘッドを使用することで、工具を任意の角度に向けることができます。

アングルヘッドは、部品の特定の面に斜めに穴を開けたり、特定の角度で溝を切ったりする場合に便利です。また複雑な形状、深い場所での部品を加工する際にも使用され、加工精度や生産性の向上に貢献します。しかし、一方で工具の角度が変わるということは複雑なセットアップと調整が必要であることを意味します。特に工具を交換するときや旋回角度を変えるときは工具のセンター出しが重要となります。

アングルヘッドは角度が固定のものもあれば0°~90°まで角度が調整できる自在型のものもあります。こちらはマシニングセンターで主に使用されます。


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