ホットランナーはゲートが常に溶融しているので成形時に不要なランナーが成形されなくて済みます。しかし、ランナーが常に溶融しているということは常に材料がランナー内に居続けるということになります。
もし、同じホットランナーを使って違う色の樹脂を成形しようとした場合、どのようなことが起こるのか?というと
先に成形した材料がブラックの場合、ベージュへ色替えしてもブラックの樹脂が残ってしまい不良品となってしまします。
こられを解消するためには20~30ショットの成形品を捨てる必要があり、環境面・コスト面でも大きな課題となっていました。
そこで異なる2種類の材料替えを1発で行えるTwin Way Valve Gate (TWVG)の開発を開始しました。
その②へ続きます
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