ハイサイクル成形実現には
・適切な冷却設備の選定
・ハイサイクル金型
・軽量時間の短縮(理想的な可塑化と射出容積)
上記3点について考えておく必要がある。
ハイサイクル金型
①金型の冷却配管
(実際の流量を計算値に近づける取り組み)
②理論冷却時間に近づけるために必要なこと
・溶融樹脂がもつ熱を効率よく金型に伝達し効率よく冷却水に吸収させ金型に排出すること
・金型冷却水の循環は乱流であること
(乱流の熱伝導率は層流の3~5倍)
乱流とは?
金型水管での層流と乱流の状態
実際の金型に置き換えた場合
製品の寸法バラツキを抑えるためには
金型の製品部➡乱流が理想的 金型までの冷却配管➡層流が理想的
と言えます。
一般的に、低流量=層流 高流量=乱流になると言われています。
しかし、実際の金型内では細い配管=乱流 太い配管=層流となっています。
~関連記事~
Comments