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用語解説:射出成形における不良(成形不良)とは

更新日:2023年7月13日

射出成形における不良とは、製品を射出成形する際に起こる欠陥や問題のことを指します。射出成形は、熱軟化性プラスチックを加熱して溶融し、射出装置から金型内に射出して形状を作るプロセスです。この際、いくつかの要因によって製品の品質が低下する可能性があります。以下は、一般的な射出成形における不良の例です。

 

 ①ショートショット

   ショートショット(充填不足)とは成形材料が金型に充填しきらず成形品の一部が欠けた 

  状態になることを言います。成形条件が不適切であったり、成形機の機種選定に問題が

  ある場合、製品形状で極端に肉厚が薄い場合などでも発生します。

 

 ②バリ

   バリは金型の隙間から溶融樹脂がはみ出す現象です。原因のほとんどは金型の精度に

  起因するものですが、成形条件や製品形状が起因で発生する場合もあります。

 

 ③ウェルドライン

   ウエルドラインは金型内を流動する溶融プラスチックの流れの出会い部分に生ずる

  細い線のことで、出会い部分が完全に溶け合わないためにできる境界線のことを

  言います。外観上割れたように見えるだけでなく、強度が著しく低下する場合もあり

  ます。


 ④変形

   変形は成形品の形状や寸法が要件を満たさない現象のことを言います。

  原因として溶融プラスチックの流れに起因するもの、成形品各部の冷却不均一に起因

  するもの、繊維などの配向度合に起因するものなど要因は様々です。


 ⑤気泡や気孔


  射出成形プロセス中に、プラスチック中に気泡や気孔が形成されることがあります。

  これは主にプラスチック材料中のガスや不純物の存在、または冷却不良によるもの

  です。気泡や気孔は製品の強度を低下させる可能性があります。


 ⑥ガス焼け

 ガス焼けは成形品の表面が変色(黒色・茶色)する現象のことを言います。外観不良

 強度低下の原因にもなります。

 原因として成形条件に起因するもの、金型構造に起因するもの製品形状に起因するものと

 要因は様々です。


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