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熱硬化性樹脂のポストキュア

熱硬化性のフェノール樹脂は成形後に高温槽で一定時間加熱して架橋を進ませる

「ポストキュア」により耐熱性(Tg:ガラス転移点)が向上します。

しかしながら耐熱を上げていくと堅くなりますが、脆くなるので、必要以上に

耐熱を上げないようにする必要が有ります。

 当社では、熱処理(ポストキュア)条件と耐熱性(Tg)との独自の実験式を用いて、

フェノール成形品を、最短の熱処理時間で必要な耐熱温度にしています。


ポストキュア後のTgの推定実験式は

Tg=9.4×In(キュア時間)+0.7×(キュア温度)+0.3×(部品の初期Tg)+23.4(定数)となります。

なお、初期Tgは金型温度と同じとなります。

推定式より、材料のTgを上げるにはキュア温度を上げる方が効率が良いと言えます。

推定実験式と、実測値と比較を行いましたが、ほぼ狙い通りのTgの値でした。

この実験結果より「フェノール樹脂製キャリパーピストン」の量産化に進むことが

出来ました。


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