10月4~6日に幕張メッセ(千葉)で開催された第12回プラスチックジャパン
(高機能プラスチック展)に参加してきました。
各ブースはコロナ前の様に賑わっていました。今回はそのブースの中から気になる展示品をピックアップしてご紹介します。
【株式会社ミライ化成様】
熱可塑性樹脂にバージン炭素繊維を配合した樹脂ペレットとそれを利用した試作サンプルの展示がありました。
ボトルオープナー、靴ベラ、L字アングル、パイプ、産業用ドローン等私たちの身近にある製品がサンプルとしてありました。これらは射出成形や押出成形で成形されているとのこと
他にも再生炭素繊維と熱可塑繊維の混紡不織布を使用した試作品の展示がありました。
炭素繊維は引張強度が非常に強く、樹脂との複合材料とすることで軽量でありながら
金属の代替えにも出来るほど優れた材料ではあります。
一方で金属に比べ非常に高価であり、また成形サイクルも長いことから飛行機や一部の高級車などにしか使われてきませんでしたが、再生材料を使うことで製造コストを抑え、低価格化が進めば一気に我々の身近な製品にも使われるようになるかもしれませんね。
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