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プラスチックの歴史

プラスチックはギリシャ語の「プラスチコス(PLASTIKOS)」が語源である。

成長する、形作る、発達するなどの意味がある。これらが変化し「可塑性がある」という意味の英語「プラスチック(PLASTIC)」として使われるようになった。

粘土も指で押せばくぼみが残り可塑性のある材料である。では我々の使うプラスチックはどう定義されるのであろうか。

プラスチックとは「非常に大きな分子量を持った有機化合物またはこれを基本成分とする材料」の総称である。熱、圧力で流動して形ある個体になる性質を持つものと言える。

合成樹脂とも呼ばれる。なお、基本成分となる大きな分子量を持つ有機化合物は、学術的には「高分子」あるいは「重合体」とも呼ばれる。

プラスチックが世に出たのは19世紀の後半セルロイドが初めてである。

これは天然の繊維素であるセルロースを硝酸で処理した硝酸セルロースに、樟脳とアルコールを加え混錬して作られた。眼鏡枠やピンポン玉、文房具などに使われたが、燃えやすいのが欠点で第二次世界大戦後の合成高分子の登場とともに姿を消した。

合成のプラスチックとしてはフェノール樹脂が最初である。これはフェノールとホルマリンとの反応物で、発明者のベークランドの名に因みベークライトとも呼ばれる。その後、フェノール樹脂に続いて各種の熱硬化性樹脂が相次いで工業化された。

一方熱可塑性樹脂は1920年代に酢酸ビニル樹脂が登場したのを皮切りに、メタクリン樹脂、ポリスチレン、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリアミド(ナイロン)、ABS樹脂など

現在我々が見かける各種のプラスチックが開発された。

表1-1に主要なプラスチックの工業化の歴史を示す。

日本では戦後アメリカを中心とする諸外国から技術を導入し、今や質、量共に米独と肩を並べるプラスチック大国となっている。


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