プラスチックでは部品同士を組み合わせるために接着を行うことがあります。
接着方法については以下に2パターンあります。
①溶剤接着
従来。溶剤接着は一般的に行われてきた。しかし有機溶剤には有害なものが多く、近年の環境問題への関心の高まりから使用が許されなくなってきており、他の接着法への切替が進展している。
熱可塑性樹脂の中の「非晶性樹脂」は全て溶剤接着が可能である。溶剤単独でなく当該樹脂を溶剤に10-20%溶解させた液「ドープセメント」を使用する場合が多い。「結晶性樹脂」は一般的に溶けにくい性質を持っているので、この接着法には不向きである。また、熱硬化性樹脂は溶剤に不溶なので溶剤接着はできない。その特徴は表1に示すとおりである。
②接着剤
各プラスチックと接着可能な接着剤を表2に示す。また、表3に各種プラスチックの溶剤をあげる。
表2 プラスチックの接着剤
表3 各種プラスチックの溶剤()内の数字は混合比(容積%)である
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