樹脂成形品には金属部品とのアセンブリを想定して金属カラーやナットがインサートされている製品が増えつつあります。
インサート方法は2つあり、1つは金型内に予めインサートをセットしておいて射出成形と
同時に成形する方法。これはインサートをセットする機械を使用することが前提となるので初期コストが大きく、インサート数や生産数が多い製品に有効と言えます。
もう1つは樹脂成形品に対して圧入機を使ってインサートを圧入していく方法。
こちらは圧入機のみなので初期コストは抑えられますが、成形とは別工程になるのでサイクルタイムが伸びがちになったり、インサート数にも限界があるのでインサート数や生産数が少ない製品に有効と言えます
弊社では圧入工程の一部を半自動とすることで生産キャパを増やした事例もあります。
他にも
・付帯機能の選択で安価な装置の製作が可能
・多数個同時加工の場合、より大きな削減効果が期待できるなどのメリットもあります。
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