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プロフィール
登録日: 2021年12月6日
記事 (402)
2026年6月9日 ∙ 2 分
樹脂におけるバリア性(Barrier Property)とは
樹脂における**バリア性(Barrier Property)**とは、 気体や液体、水分などが樹脂を通り抜けにくい性質 のことです。 食品包装や自動車部品、医療容器などでは非常に重要な特性です。 バリア性のイメージ 例えばペットボトルを考えてみましょう。 酸素が外から入る 炭酸ガスが外へ逃げる 水分が蒸発する このような現象が起きると品質が低下します。 そこで、 酸素を通しにくい 炭酸ガスを通しにくい 水蒸気を通しにくい 樹脂が求められます。 これを「バリア性が高い」と表現します。 主なバリア対象 対象物 用途例 酸素(O₂) 食品の酸化防止 水蒸気(H₂O) 乾燥食品の品質保持 炭酸ガス(CO₂) 炭酸飲料 燃料蒸気 自動車燃料タンク 香気成分 コーヒー・お茶・香水 なぜ樹脂によって違うのか 樹脂内部には分子鎖の隙間(自由体積)があります。 バリア性が高い樹脂 分子鎖が密に並ぶ 結晶化度が高い 分子間力が強い ↓ 結果、気体が通りにくい バリア性が低い樹脂 分子鎖の隙間が大きい ゴムのように柔らかい ↓ 結果、気体が通りやすい 樹脂別のバリア性能...
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2026年5月22日 ∙ 4 分
金属・樹脂・ゴムは何が違う?
「結合」と「伸び方」から見る材料の性格の違い 私たちの身の回りには、さまざまな材料が存在しています。 自動車を例に挙げると 自動車外装パネルの「金属」 自動車内装パネルの「樹脂(プラスチック)」 タイヤやパッキンの「ゴム」 などです。 どれも同じ“材料”ですが、 金属は硬い 樹脂は軽い ゴムはよく伸びる という大きな違いがあります。 ではなぜ、同じ物体なのにこれほど性質が違うのでしょうか。 その答えは、 「内部での結合の仕方」 にあります。今回は 金属 樹脂 ゴム の違いを 原子や分子の結合 力が加わった時の変形 伸び方 という視点から分かりやすく解説します。 まずは「中身」の違いを知ろう 材料はすべて、 原子 分子 という非常に小さな粒からできています。 しかし、その並び方や結びつき方が材料ごとに異なります。 金属の内部構造 金属の中では、原子が規則正しく並んでいます。 これは、 ボールをきれいに積み上げた状態 に近いイメージです。 さらに原子同士は、「金属結合」という強い力で結びついています。 この結合は非常に強力で、 硬い 強い 熱に強い...
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2026年5月22日 ∙ 5 分
樹脂材料はなぜ伸びるのか?
「分子の動き」で理解する樹脂の延性と破壊メカニズム 射出成形品の設計や材料選定を行う際、 「この材料は割れやすい」 「この樹脂は粘る」 「衝撃で白化した」 「変形には耐えるが破断した」 といった現象に遭遇することがあります。 同じ“プラスチック”であっても、 大きく伸びる材料 硬くて脆い材料 曲がる材料 すぐ割れる材料 が存在するのはなぜでしょうか。 その答えは、樹脂内部の「高分子鎖(ポリマー鎖)」の動きやすさにあります。 今回は、樹脂材料の「伸びやすさ(延性)」が何によって決まるのかを、成形現場や設計実務の視点も交えながら分かりやすく解説します。 樹脂は「分子のヒモ」でできている 樹脂は金属とは異なり、非常に長い分子が絡み合ってできています。この長い分子構造を「高分子鎖(ポリマー鎖)」と呼びます。 イメージとしては、 糸 ひも スパゲッティ のようなものが複雑に絡み合っている状態です。 樹脂を引っ張ると、この分子鎖が ほどける 向きが揃う 滑る 引き延ばされる ことで変形します。 つまり、「分子がどれだけ自由に動けるか」が、樹脂の伸びやすさを決める最も重要なポイントになります。...
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SANKO GOSEI
脚本
その他
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