簡易的に作成した衝撃試験機でCFRTPのトレーに衝撃荷重を与え、挙動を観察しました
(成形品の本来の色は黒色ですが、破壊を分かりやすくするために白色に塗装しています)
トレーの四隅から中央にかけてクラック/破壊する様子が確認できます。
また、破壊後は元の形状に戻ろうとする挙動も観察できました。
CFRTPは軽い・高強度と言われていますが材料として粘りがなく、破壊進展しやすいことが分かります。
【LS-DYNA(衝撃解析)による比較】
材料の破壊応力に達した要素を除去することで試験の破壊挙動を再現しました。
衝撃試験は試験の中でもコストがかかる部類になりますのでCAEによる事前予測が出来ればコスト削減に大きく役立ちますね。
~関連記事~
コメント