ソリ変形は射出成形からその後の過程までで切っても切れない関係がありますが
製品形状によってはCAEを使わなくてもある程度変形する傾向を予測することもできます。
例えば製品形状が線対称の場合
製品は対称軸の方向に反りやすい傾向があります。
では点対称の場合はどうかというと
変形を抑制することができます。これはゲートを中心点に置いたときに
樹脂の流れ方、最終充填箇所が統一されるためです。
先ほどの線対称形状も形状を追加して点対称形状にしてしまえば変形をある程度抑えることができます。
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