前回の続きです。
【株式会社 T&K TOKA】Tenacis EP03 炭素繊維分散エポキシ樹脂
こちらでは炭素繊維が配合されたエポキシ樹脂の展示があり、それを利用した成形サンプルが展示されていました。
硬化剤はフジキュアー8202(活性水素当量60)を使用しており120℃で1時間程度で硬化する。
一般的に炭素繊維の配合量が多い成形品ほど、高い弾性率と強度が実現できますが
流動性が失われてしまい、ショート等の成形不良が発生する要因にもなっていました。
しかし、T&K TOKA独自の分散技術により濃度が高くても流動性を保持できるので成形の自由度を付加させることができるとのこと。
用途例として上記のサンプルの他に
・構造用接着剤 ・構造物補修材 ・高強度樹脂パーツ ・複合材接着 ・3次元造形物
に利用できるとのことでした!
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