【改善テーマ】
樹脂クリップ自動組付け工程ではロボット動作中、作業者の待ち時間が発生しており
待ち時間の無駄を無くし作業時間を短縮したい
【樹脂クリップ自動組付け工程】
組付け工程で使用する樹脂クリップは1製品につき10~12個使用します。人間の手作業での組付けでは組付け不良、欠品などの不良発生が予想されるので、パーツフィーダ+ロボットによる自動組付けで行っています。
改善前、樹脂クリップは1つずつパーツフィーダから取り出して組付けを行っていたので
製品とパーツフィーダとの間を何往復もする必要があり、時間がかかっていました。
【改善策の実施】
パーツフィーダと製品の往復回数を削減するため、樹脂クリップ1個持ち➡2個持ちに変更しました。
これにより往復時間が半減しましたが、もっと沢山持てるようになれば更なる改善が出来るのでは?と考え
樹脂クリップを5個ちに改造しました。これにより樹脂クリップを10個使用する製品では
往復回数は10回から2回に減らすことができました。
※樹脂クリップを12個使用する製品では樹脂クリップを6個持ちにしています。
更に、樹脂クリップを掴む時、一つずつ掴んでいましたがこれを一度に複数個掴めるよう
治具を改良しました。
これらの改善活動により機械の稼働時間を削減!年間900万円の改善効果金額となりました
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