ハイサイクル成形実現には
・適切な冷却設備の選定
・ハイサイクル金型
・計量時間の短縮(理想的な可塑化と射出容積)
上記3点について考えておく必要がある。
計量時間の短縮
一般的な成形機では計量が完了しないと型は開きません。
製品の冷却が完了していても、計量が完了しない限り型開き、突き出し工程には移らない
そこで、成形機には冷却時間内で計量を完了させる可塑化能力が必要となります。
可塑化能力を向上させるには成形機のスクリューから見直さないといけません。
スクリュー内部では上図に示す状態で可塑化します。
成形品が大きくなると計量値も大きくなるので可塑化状態にバラツキが生じます。
そのため、成形品でも成形不良が増加する要因となります。
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