ランナーの冷却時間を短くしようとするとピンゲートの一部が製品に残ってしまい
NGとなってしまいます。
では、ピンゲートの先端が固まる前に型を開けば根元で切断できるのではないか?
つまり、冷却時間を更に短くしてゲートシール直後の型開きをトライしました。
結果、冷却時間が5秒以下の短い条件でもゲート先端が残ることなく切断できることが分かりました。従来では冷却時間を延ばすしか方法は考えられませんでしたがあえて短くすることで予想と異なる結果が得られました。
なお、これは製品の冷却時間<ランナーの冷却時間の時で、更にランナー自体は非常に柔らかい状態のため、この条件では製品は取り出せてもランナーを取り出すことは困難です
ランナーに関しては一部形状やレイアウトを見直す必要があります。
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