プラスチックの製品の作り方
プラスチックって身の回りに沢山あるけど
実はよく知らないまま使っています
プラスチックって一体何なのですか?
プラスチックというものが世に出たのは19世紀後半になります。当時はセルロイドと呼ばれる
材料でしたが燃えやすいという欠点もありました
☜セルロイド製のドール
それから時が経ち、私たちが身の回りで使っている熱可塑性の性質を持つプラスチックが誕生したのは今から100年程前になります。
??熱可塑性??何ですかそれ?
熱可塑性とは
熱を加えると柔らかくなり冷ませば堅くなる
性質のことを言います。
丁度、チョコレートのような性質とも言えます
この性質を利用して色々な形状のプラスチック製品を作ることが出来ます。
チョコレートかぁ…じゃあ作るときに何か型が必要なんですよね?
そうですね!
プラスチックの場合、成形するまでに物凄い力が必要なので大体の型は金属で出来ています。成形業界では「金型」とも呼ばれています
そういえば…プラスチックってそもそも何から出来ているんですか?
プラスチックの主な原料は石油(原油)です
石油を加熱分解することでガソリン、灯油、 ナフサ、軽油等に分類できますがプラスチックはナフサを更に加熱分解して作られています
ガソリンもプラスチックも灯油も実は同じ原料だったのですね!意外!
最後にプラスチックのメリット・デメリットを
教えてください
プラスチックのメリットは
軽い・錆びない・形が作りやすいですかね
逆にデメリットは
熱に弱い・(金属に比べ)軟らかい・帯電する等
プラスチックは金属に比べ非常に軽いですが
その分強度も低いので形が作りやすいメリットを生かして強度を持たせる設計をする必要があります。
この強度設計がプラスチックでのモノづくりの キモなんですね!
プラスチックについて少し分かった気がします!
ありがとうございます!